KOTOBUKI Medicalが4年以上の歳月をかけ独自に開発したVTT(Versatile Training Tissue)は、コンニャク粉を主成分とした革新的な医療トレーニング用模擬臓器です。人体組織によく似た触感と強度、伸縮性を持ち高温にも耐えられることから、電気メス、超音波メスといったエネルギーデバイスはもちろん、鉗子操作や縫合にも対応しています。
『VTT MUCOSA TYPE 粘膜モデル』はESD(内視鏡的粘膜下層切開剥離術)トレーニングが可能なVTT製品です。粘膜層、粘膜下層、筋層の3層構造で、専用膨隆液(別売/1200円税別)を局注し、浮いた部分を高周波メス等で剥離します。
市販の水性ポスターマーカーで擬似的に腫瘍範囲を決めて、高周波メスで切離範囲をマーキング、局注、剥離まで⼀連の手技を再現可能です。メス先への焦げ付きも無く、クリーンなトレーニングが簡単に行えます。
【開発協力:香川大学 耳鼻咽喉科・頭頚部外科 森照茂先生】
■ご使用時は真空パックから取り出し表面の水分を軽く拭き取ってからお使いください。
■開封後は冷蔵庫で保管し3日以内にご使用の上、一般ごみ(生ごみ)として廃棄処理をお願いします。
■未開封保存可能期間 : 製造後6ヶ月
■未開封保存方法 :常温(高温や0度以下は避けて下さい)
■サイズ(約):10cmx10cmx総厚4mm(粘膜層1mm+粘膜下層1mm+筋層2mm)
■品番:VTT-MCS
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お客様の声
ミーコ様 | 投稿日:2020年12月10日 |
おすすめ度:
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組織が層に分かれており隆起の感じもよかったです。
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VTTは植物由来の原料を使用して製造されるため石油製品ではありません。
また、トレーニングに動物臓器を使用せずに済むので医療廃棄物を出すことなく、簡単な廃棄を可能とします。


平均寿命の伸長、医療機器の進歩等により、求められる手術は日々高度に、複雑になっています。 腹腔鏡手術等の低侵襲治療は、患者の身体に負担が少ないという大きなメリットがある一方、開腹手術のように肉眼で確認しながら行えない分、より高度な技術と多くの経験が不可欠ですが、その為のトレーニング環境は大きく不足しているのが現状です。
わたしたちは、VTTをより発展させ普及させることで、医療従事者のトレーニング環境を改善し、医療を受ける側、医療を施す側、双方のQOLの向上を目指します。
お店からのコメント